「知識を操る超読書術 メンタリストDaiGo」を読んでみて

累計発行部数330万を誇るメンタリストDaiGoさんの読書についての書籍です。2019年11月に発行されたこちらの知識を操る超読書術ですがレビューを見ても非常に評価の高い1冊です。

  • 大手サイトのレビューまとめ
  • メンタリストDaiGoさんについて
  • この本の内容について
  • どんな知識が得られるのか
  • 実践は難しい?

大手サイトレビューまとめ

Amazonや楽天など大手サイトによる口コミを調べてみました。

Amazonでは1447件の評価があり平均では★4.4とかなりの高評価です。(満点は★5 2025.1時点)

また男女問わず年齢層も幅広く読まれている印象です。感想で多いものは「読みやすい、わかりやすい」「入門書として良い」がみられました。またこの本を読んで何かしらの行動をすると決めた読者も多いようです。

楽天では319件の評価があり★の平均評価が4.1とこちらでも高評価です。

感想は楽天でも同じように「読みやすい、わかりやすい」が多くみられます。一方で「実践する事が難しいと感じた」「途中で飽きた」といった声もあります。しかしながらマイナスの感想を投稿している人でも★評価は高く、全体としては読んで良かった本と感じられます。

メンタリストDaiGoさんについて

メンタリストとしてテレビ出演していたDaiGoさん。1986年生まれ38歳。慶應大学理工学部情報工学科卒業。大学時代にメンタリストのダレン・ブラウン氏との出会いをきっかけにメンタリストとして開花。2013年からユーチューバーとして配信を続け登録者数225万人累計視聴回数8億回以上。動画のメインとしてメンタリズムを用いて生活やビジネスに役立つ情報を提供。(メンタリズムとは心理学や心理テクニックを使い相手の行動を誘導、コントロールする技術。)また執筆した書籍は累計330万部。その他大学教授や起業向けのアドバイザーやニコ生主と活躍。

この本の内容について

知識を操る超読書術というタイトルがDaiGoさんらしさ全開のわくわくさせてくれるネーミングです。読書術ですのでこれまでの読書術を超える内容であるという事ですね。さらに「知識を操る」とはアウトプットを指しているのでアウトプットのための読書術ということです。

「入門書として良い」というレビューについては少し違う感想を持ちました。確かに入門書のようにわかりやすい文章で書かれていますのでサクサク読み進めることができます。しかし内容については超実践向けですし、しっかり科学的根拠も示されています。この厚みのある内容を噛み砕いて優しく教えている事が素晴らしく思います。もし違う人がこの本の内容を書いたとしたら、もっと難易度の高い本になっている事でしょう。DaiGoさんは1日に10〜20冊の本を読むと書いています。日々の読書量からして常人離れしていますが、これをこなしアウトプットにつなげる読書術がこの本の内容となっています。

どんな知識が得られるか

アウトプットのための読書術ですので、他者に対して発信力を上げることを前提としています。しかし本を読む事が苦手な方や読書時間があまり取れない方に対しての具体的解決策を示している他、読書から得る知識をしっかりと自分のものとするための方法など読書に関する様々な知識が詰め込まれていると感じました。またこの本の内容をより掘り下げたり、より理解を深めるためにDaiGoさんが読んで良かった本も紹介されています。一度通読した後に書かれた内容を実践しながらもう一度読むと良いと思います。

実践は難しい?

実践するのが難しいと感じるというレビューがあります。ただどの部分を指して難しいとおっしゃっているのかについてはほぼ書かれておりませんでした。ですので予測となりますが、この本を読んだらDaiGoさんのように1日に10から20冊の本が読めるようになるとかDaiGOさんのアウトプット力がつくと期待した場合には難しいでしょう。それは努力の結晶としての能力であり知識を得ただけで得られる能力ではありません。しかし紹介されている方法のひとつひとつは一般的な人であれば誰でも実践できる内容となっていると感じます。

以上。知識を操る超読書術 メンタリストDaiGo を読んだ感想とご紹介でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました