著者 ジョン・トッド
三笠書房
世界でベストセラーの自己啓発の名著。今から200年近く前の1835年に出版されましたが、現在でも多く読まれています。とても具体的で実践的な内容と説得力のある語り口が、読者にエネルギーを与え進むべき道に導いてくれることでしょう。
・大手サイトレビューまとめ
・著者ジョン・トッド、翻訳者の渡辺昇一について
・この本のテーマについて
・まとめ
大手サイトレビューまとめ
Amazonのレビュー件数は532件、☆評価は4.2/5で多くの人に読まれていて、さらに高評価と言えます。多い意見としては「若い人に読んでほしい」「自己啓発本として基本的かつ重要な内容」「何度も読み返したい」などがありました。評価の低い方の意見は「受け付けない」的な内容のものが見られます。
著者ジョン・トッド、翻訳者渡辺昇一について
ジョン・トッド氏は1800年のアメリカ生まれです。牧師の家庭でしたが、母は出産後から精神的な病気を患って、父は6歳の頃に亡くなりました。ジョン・トッドも病弱で貧しい生活を送りながらも大学を卒業し牧師、著作家として大成しました。
渡辺昇一氏は数十冊の本を執筆し多方面で活躍されていました。その分野は自己啓発、社会、政治、英語、歴史、哲学など。また「大島淳一」というペンネームで「マーフィーの法則」の翻訳もしています。読書家の渡辺氏は本のための倉を建て、15万冊超の本を所有していました。
この本のテーマについて
「自分を鍛える! 知的トレーニング生活の方法」という表題のとおり自己実現のための生活方法を細かに教えています。ひとつひとつはシンプルなものですが、大事なことを再確認させてくれます。「若いうちに読みたかった」「若い人に読んで欲しい」といったレビューが散見されましたが、この著書を読むと納得できます。その理由は、成長したいと願う方にとって必要な知識を得らること。それを意識し日々を過ごせば成長できると納得できること。などにあると感じます。
方法と書いてあるのでテクニック的な事を教える本というイメージを持つかもしれません。しかし、テクニックというより心がけを教え伝える本です。心がけを意識し実践することで、良い生活習慣を身につけましょう。というのがメインです。
まとめ
200年近く前に書かれた牧師さんの本ですが、現在でも役立ちます。文章の表現の仕方は、少し強引な部分もあると感じました。この強めの表現が、「受け付けない」と感じる方の理由の一つでもあるようです。ですが多くの方にとってはこの本からパワーをもらい、モチベーションを上げる効果があったのではないでしょうか。心の栄養ドリンクであるこの著書で力をチャージしたい方におすすめです。
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